2.研究主題・副題設定の理由

 

本校では、平成14年度より児童の考える力を高めるために、算数科における実践を進めてきた。平成18年度からは「考える足場」(本時の課題を解決するのに役立つ基礎基本となる知識や考え方)を取り入れ、どの児童も見通しを持って課題解決に臨める授業展開を工夫し、児童が論理的に考え、表現できる力を身につけられるよう研究を進めてきた。その結果、「考える足場」があることで、児童は安心して学習活動に取り組み、筋道だった思考ができるようになってきた。しかし、「考える足場」を教師が与えることから児童が主体的に学習を進める場面が少ないと感じられた。そこで、一昨年度よりこれまでの与える足場の授業展開に加え、「考える足場」を児童と教師でつくる授業展開を工夫し、児童がより主体的に学習に取り組む授業についての研究を進めてきた。そして、児童と教師でつくる「考える足場」の授業が教師にも児童にも少しずつ定着してきた。
 しかし、児童の主体的な活動を促すためには「考える足場」の授業についてさらに研究を深め、より効果的な指導の手立てや工夫を考え、実践していく必要があると感じられた。また、児童一人ひとりが自分の考えを伝え、学び合う力についても継続した指導が必要であると感じた。
 そこで、今年度は本校でとらえている6つの観点の力を活用し、進んで考え、学ぼうとする児童を育てるために「考える足場」の授業についてさらに研究を進めていくことにした。また、子どもたちが主体的に活動するために、学び合う力の育成についても研究を進めていきたい。

以上のことから、主題を「主体的に学ぶ子の育成」、副題を「進んで考え、学び合う足場の授業をめざして」と設定し、研究実践していく。

 

1.研究主題・副題

  

主体的に学ぶ子の育成
   〜進んで考え、学び合う足場の授業をめざして

平成23年度 学校研究