波佐谷小学校創立140周年記念の行事いろいろ

創立140周年記念波小フェスティバル
 
 波佐谷小学校は、平成25年9月をもって創立140周年を迎えました。そこで、毎年行われている運動会や波小フェスティバルを140周年記念行事として取り組むことにしました。
 平成25年11月2日に行われた「創立140周年記念波小フェスティバル」では、1部学習発表会、2部全校もちつきの会、3部演劇鑑賞と、140周年のお祝いの催しがくり広げられました。写真は、第1部学習発表会での4年生による龍神太鼓です。いつも以上の迫力で、140周年のお祝いを盛り上げてくれました。
 また、2部全校もちつきの会のはじめに、参加者全員で、ガートさん作詞作曲の「波佐谷小学校140周年の歌」を歌ってお祝いしました。学校と保護者・地域の皆さまの心が一つになって、すばらしい時間になりました。参加の皆さまそしてガートさん、本当にありがとうございました。
  140周年記念のすばらしい宝

 「140周年記念波小フェスティバル」第3部の演劇鑑賞は、大杉ミュージカルシアターによる「宝!」でした。本当の大切な宝を探すお話でした。途中に、1,2年、3,4年、5,6年ごとに、歌と踊りで参加しました。そして、演劇の終盤にサプライズが!!!本校の大先輩でもある森秀一さんによるお祝いの書道パフォーマンスがありました。みんな大感激。波佐谷小学校にとってこの作品こそすばらしい宝になりました。大杉ミュージカルシアターの皆さん、森さん、ありがとうございました。

「波佐谷小学校140周年の歌」 の一部  
 明治6年に扉を開いた波佐谷小学校  140年間お世話になってる  ありがとう ありがとう ありがとう 波佐谷小学校・・・・(全員心を込めて2部合唱で歌いました )
  140周年記念の航空写真

 140周年を記念して、9月30日に全校児童と職員で学校の航空写真を撮影しました。76名で緑色の鳥を作って写しました。また、グランドで全員集合した写真も撮影しました。校歌入りの記念下敷きは、3学期に各家庭に1枚ずつ配付されました。いつまでも大切な思い出としてとっておいてほしいものです。
植樹を待つがんぴ苗

 毎年、本校6年生は地元の山から採れるがんぴを使い、1年間かけて自ら卒業証書を作る取り組みを行っています。ただでさえ大切な卒業証書を自分の手ですべて作りあげるので、なおさら、“世界にたった一枚”の貴重な卒業証書になるようです。20年以上も続くこの取り組みは、本校の自慢できる特長の一つです。
 今年はさらに、がんぴ採集だけの山への関わりから、山を守り、山に感謝する心の育成を図ろうと、小松市、かが森林組合、県林業試験場の皆さま、そして地域の皆さまのご協力を得て、140周年記念としてがんぴ植樹をします。100本あまりのがんぴ苗は、玄関横でその日を待ち焦がれながら、寒さに耐えています。
波佐谷小学校創立140周年記念がんぴ植樹

  春間近というのに、雨やみぞれの降る3月14日(金)に、5,6年生による「創立140周年記念がんぴ植樹」が行われました。この日を迎えるまでに、県林業試験場樹木医の千木さんをはじめ、かが森林組合、市農林水産課、大杉谷川をよみがえらせる会の皆さんには、何度かの打ち合わせや苗の調達、下草刈り、穴掘りなどさまざまな準備をしていただきました。
 当日は、がんぴ採集にご協力いただいている中川宗一さん、これまでお世話いただいた皆さま、保護者の皆さま、それに地域の皆さまとたくさんの方々にご協力いただきました。そのおかげで、子どもたちは悪天候の中、最後までていねいに120本のがんぴを植えることができました。
 平成3年から始まった地元のがんぴを使った卒業証書づくりは、かれこれ20年以上続いています。これまで自生がんぴをとってくるだけだったことやこれまで山を守る活動がなかったことなどから、これを機会に山と親しみ、山を大切に思う心をはぐくみたいとこの記念植樹を行いました。来年度からは、「みどりの少年団」の活動もスタートします。これからは、がんぴの育成や観察を通して、山を大切にし、守っていこうとする気持ちを育んでいきたいと思います。そして、いつかこのがんぴ山から採れたがんぴを使って手作り卒業証書ができることを楽しみに、成長をあたたかく見守っていきます。