2007年2月15日

 『自分史』完成! 6年生 


  3学期の総合的な学習の時間に取り組んだ 『自分史』が完成しました。

 卒業を間近に控え、誕生後の12年間の自らの足跡やルーツを辿り、命の繋がり・命の大切さを感じ、家族や親戚、友達、周りの人々に助けられながら成長してきたことを再認識してほしいという教師側の願いのもと、『自分史』綴りに取り組んできました。
 歩んできた1年1年の成長の様子や世相トピックも織り交ぜたりしながら、素晴らしい1冊1冊が仕上がりました。
 自らの努力の跡を感じながら、今後の更なる希望へとつなげてほしいと願っています。

実物写真(クリックすると拡大表示できます)


主な内容(目次)は、次の通りです。

1  「ザ・家系図」。または、「私の家族紹介」。
2  「私の生い立ち記」(誕生からの12年間を1年ごとに、成長の様子などを綴る。合わせて、その年その年の流行や世相をトピックで載せる。写真もコピーして貼り付ける。など)
3  作文「自分を成長させてくれたもの・人・こと」
4  作文「卒業するわが子へのメッセージ」(保護者に綴っていただく。)
5  作文「これからの私」(中学校生活の豊富。将来の夢。など)
6  作文「友達からのメッセージ」(男女数人から自分へメッセージを綴ってもらう。)
作文「あとがき」(自分制作に2ケ月間、取り組んでみての思いを綴る。)

実物写真(クリックすると拡大表示できます)


 子どもたちそれぞれ、原稿30〜40頁に及ぶ大作になりました。特に、保護者の皆様に綴っていただいたメッセージ作文は、どなたの文を読ませていただいても、わが子に対する愛情の深さが滲み出た、担任も涙があふれ出る感動的なものばかりでした。

 また、「あとがき」作文には、・・・・・・・・

◇  卒業間近のこの時期に『自分史』制作をしてみて、本当に良かった・・・。
◇  親と一緒に自分のルーツを訪ね歩いたことがよき思い出になった・・・。
◇  大人になって読み返すのが楽しみ・・・。
◇  自分はこんなに多くの人のお世話になって生きてきたんだ…と実感した・・・
◇ 
親の愛情を 再認識した・・・。

などなど、制作して良かったという感想ばかりでした。


 末筆ながら、パソコン全盛(デジタル制作全盛)の時代ですが、あえてアンチテーゼという意味からも、自筆の良さ、手作りの温かみにこだわり、仕上げました。
 そして、個人情報保護の観点から、文集のように全員に同じ物が渡るのではなく、個人で制作した物は、個人だけが家庭に持ち帰るという観点で取り組みました。
 さらに、エコ(資源保護)の観点からも、手書き(清書はペン書き)のものをコピーや多数印刷もせず、そのまま1部だけ綴り製本しました。